先日母を訪ねた時、彼女の刺繍作品を持って行きました。
前回「私の刺繍はどこに…」と寂しそうに言っていたから。

ところが「なんでそんなもの持ってきたの」と。

まぁ、仕方ないかな、痴呆が進んできたんだから。

でも「家に置いておけないならだれか買ってくれないかしら」と。
「素人の趣味の作品など買ってくれる人いないよ」と言ったけど
全く理解できない様子。

売れるとしてもその手間暇は全部私が引き受けることになるんだよね。
そうやって私に何とかしてもらおうと思う思考回路は
ボケてない時と一緒なんだと思うと気持ちがどんよりした。

溜息しか出ない。

上記↑の刺繍の件ですが。

趣味らしい趣味さえ長年させてもらえなかったんです、母は。
でもようやく教室に通い始めて友達もできて楽しそうでした。
それはそれでいいです、否定などしません。

ただ実家を片づけていたら呆れる程の作品の山。
そしてそれにまつわるや道具の数々。
買ったままのものもたくさんありました。

私と旅行行く時には自分の分しかお金を出さなかったくせに
趣味の方でこんなに無駄なお金の使い方をしていたなんて。
そしてそれを一つずつ片付ける私。
悔しいのでフリマアプリで少し売りました。
手間賃にもなりませんけどね。

美容院に行きたいけど
予約をとることもできないです
自分の病院にも行けない
早く落ち着きたい

別に電話に出なくてもよいのでは。
着信残るし。
美容院と病院、行ってくださいな。

病院には、それこそ「死んだら電話して」でしょ。

最近になって思ったのだけど、
うちの親は「隠れ毒親」だったんだ。

外では「娘が可愛い」トークして、自分がどんなに大事に思ってるか話すけど、
家の中じゃまったく寄り添ってくれることもなかった。
自分たちの考えを押し付けて、「良い子」を求めた。
母は私を叱責することはなかったけど、こっちに甘えるばかりで
なんの頼りにもならなかったし、
父は気に入らなければ罵倒する。気分の乗った時だけ可愛がる。

外面のいいあの人たちは実家で出てきた写真を見たら
いつも人の輪の真ん中で笑っている。ムカつく…

うちの親、経済的なこと以外は、むっちゃいい親でした。

親としてそれなりにやってきたつもりだけど、娘からみて私は理想の母親じゃないと思う
親子関係って難しい

「昭和の父親なんてそんなもん」
何も知らない人間たちがわかったように言ってくることに傷ついた。
そう、私が馬鹿だった。馬鹿だからこの人ならと信じて
話して虚しさだけを味わって。

ここでもリプなんか期待してない。
ただもう一人で抱えるには辛いから話す。
どれだけの辛さかなんてその人しかわからない。
ただこの間、施設で父のことを話したら
言葉を失った職員がいた。
そうだろな、普通は自分の子どもにそんなこと言わないよねって
思ったし、自分が間違ってないことを実感できた。
まぁ、相手が私に同情したか、虚言だと思ったか知らないけど、
こっちはそれをコントロ－ルできないしな。

愚弟が
母の様子病院に電話して聞けないのか？と

母は国の偉い人でもないのに
聞けないでしょう

そうですね
折り返し電話すればいいですよね
明日は病院に行ってきます